児童書として人気の「はれときどきぶた」
シリーズ化もされていて、アニメや映画にもなっています。
今回はそんな
について調べてみました!
はれときどきぶたとは?
小学校3年生の主人公、畠山則安(はたけやま のりやす)
彼が未来の日記に書いたことが現実になってしまうというファンタジーな物語になっています。
子どもたちの豊かな想像力を刺激するユニークなストーリー展開と、温かい人間模様が魅力の作品。
シリーズされていて続編も多数出版されており、アニメ映画やテレビアニメ化もされています。
作者
作者の矢玉四郎さんのプロフィールをご紹介します。
1944年大分県別府市生まれの矢玉四郎さん。
児童文学から漫画まで幅広く活躍し
『はれときどきぶた』シリーズなど数々の作品を生み出してきました。
独特の視点とユーモアあふれる表現で、子供から大人まで多くの人を魅了しています。
残念ながら、2024年7月14日に老衰のためお亡くなりになりました。
享年80歳でした。
長年愛される矢玉さんの作品は、これからも多くの子ども達の心に残り続けることでしょう。
ストーリー
未来の日記に書いたことが現実になってしまうという
不思議な体験をする小学生、則安くんのお話です。
ある日、則安くんは未来の日記に「明日は晴れときどきぶたが降る」と書いてしまいます。
すると、本当にぶたが空から降ってきて大騒動に!
日記に書いたことが次々と現実になり
則安くんは家族や友達と一緒に、予想外の出来事に巻き込まれていきます。
はれときどきぶたが怖いと言われる理由3選!
はれときどきぶたが怖いと言われる理由について3つご紹介します。
理由①日記の内容が現実になる
まず一つ目の理由として
日記の内容が現実になることです。
これはこの作品のメインのテーマとなっているものですが
もし現実に自分が書いた内容が起きたと考えると、とても怖いですよね。
また有名な漫画『デスノート』に内容が似ています。
一部ではデスノートはこのはれぶたをモチーフにしているのでは?
と噂されています。
たしかに、日記(ノート)に書いたことが現実になる
という所がほぼほぼ同じですよね。
はれときどきぶたってデスノートだよね?
— 口ごたえ特集 (@isam_asan) November 30, 2023
サオ太郎に「はれときどきぶた」を読み聞かせしてたら「あれ?この則安の日記帳はデスノートなんじゃね?」と閃いた。則安=夜神月説。
— とよた瑣織 (@toyo_sao) March 17, 2022
昨晩、小1息子に『はれときどきぶた』を読み聞かせて、なんかデジャブを感じたけど。
— でんでん(DDDENDEN) (@DDDENDEN_vr) May 14, 2024
これ、あれだ。『DEATH NOTE』だ。
則安君が「新世界の神となる」とか言い出さなくて良かった。
ただ、二つの作品で大きく違うのは
デスノートでは人を殺し、悪用しているということです。
もしもはれぶたの主人公の則安くんが悪用したと考えると
とても怖いですね。
理由②奇妙な出来事が起きる
続いて2つ目の理由として
奇妙な出来事が起きるということです。
それがこの作品の面白いところでもあるのですが
特に怖いと言われているお話があります。
それは『えんぴつの天ぷら』です。
これは、お母さんにこっそり日記を読まれてしまった則安くんが
嘘だらけの「あしたの日記」を書いたことがきっかけです。
嘘で書いた「えんぴつの天ぷら」が本当に夕食に出てきてしまったのです。
父さんは、ばりばり音をたてながら、えんぴつの天ぷらを、うまそうに食べた。
「やっぱり、HBから、3Bくらいが、やわらかくて、うまいな。
こんどは、色えんぴつを食べたいな。
ねえ、母さん」
「そうねえ、則ちゃん、もも色と、きみどりを持ってきなさいよ。空色も、おいしいかもしれないわね」
むちゃくちゃだ。
だいじな色えんぴつを、天ぷらにされて、たまるか。
引用:岩崎書店
それを家族が平然と食べるシーンを見て
怖くなってトラウマになった人が多くいたようです。
はれときどきぶたの「鉛筆の天ぷら」のトラウマを思い出した。。。! >RT
— 稗田裕基 a.k.a. ハイデン from MMLHACK (@hydden0310) January 31, 2023
はれときどきぶたの鉛筆天ぷらはトラウマ
— スト(NGS@5鯖) (@st__8) May 29, 2012
はれときどきぶた…子供ながらに不条理な感じが怖くて世にも奇妙な物語とほぼ同じくらい怖いな…と感じてたけどえんぴつの天ぷらだけはやたら美味しそうと思ってたこと思い出した。
— f2missile (@4K4T4) August 20, 2024
ただ、これを見て「美味しそう」という意見も。
天ぷらにすると何でも美味しく見えてしまうのはびっくりですね。
理由③絵のタッチが怖い
3つ目の理由として
絵のタッチが怖いことです。
児童向けの作品ですので、かわいらしい絵と言えばそうですが
見ようによっては、怖く感じるかもしれませんね。
則安くんの目はとても大きく書かれていて
絵のタッチと相まってサイコパスのように見えなくもないです。
「はれときどきぶた」ってあったね。アニメじゃなくて絵本のほうの絵が大好きだった。ぶたが空とんでたりタンスからたくさん出てきたり。無表情が怖いパパとママの顔とか。久しぶりに見たくなった。図書館とか行けばあるかな。
— noriko* (@suiginsyu) April 5, 2014
怖い思いをした本しか覚えてないなぁ😭
— はや子🛌 (@hayako_1) May 13, 2017
「はれときどきぶた」とか「ねないこだれだ」とか。絵が怖かった…
ただ、これは一部の意見であり
子どもらしい可愛い絵はとても人気です。
アニメ化もされており、そちらも本とはまた一味違った
可愛い絵で人気があります。
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